3DCGアニメーターとはどんな仕事?オススメの転職サービスもご紹介

3DCGアニメーターとは

「3DCGアニメーターとはどんな職業?」「どうすれば3DCGアニメーターになれるの?」と悩んでいませんか?

一概に3DCGアニメーターといっても業務が細かく細分化されているため、応募前に各職種の違いを明確にしておきましょう。

このページでは元キャリアアドバイザーの筆者が、3DCGアニメーターとはどういった職業なのか、どうすれば3DCGアニメーターになれるのか解説します。

3DCGアニメーターは3Dモデルを動かす仕事

3DCGアニメーターってどのような職業なの?

田中くん

3DCGアニメーターは、モデラーが作成した3Dモデルに動きをつける職業です。

モデラーが作成した3Dモデルは、そのままだとただの物体ですが、その3Dモデルに命を吹き込むのが3DCGアニメーターの役割です。

3DCGアニメで最も有名な会社といえば、トイ・ストーリーやモンスターズ・インクなどを手掛ける「Pixar」でしょう。

ピクサーってかなり良い映画ばかりだよね!

田中くん

映画だけでなく、ショートストーリーも素晴らしいクオリティです。アニメーターを目指すなら必ず見ておいた方が良いですね

Pixarには数多くの3DCGアニメーターが在籍していますが、一概にアニメーターといっても髪の毛のみのアニメーションを担当する人など、かなり細分化されているのが特徴です。

日本では、多くの場合3DCGアニメーターとして採用されますが、細かく分類するとリガーと呼ばれるセットアップ担当とアニメーション担当のアニメーターに分かれます。それぞれ見ていきましょう。

  1. リガー・・・3Dモデルを動かしやすくする仕事
  2. アニメーター・・・実際に動かす仕事

リガー(セットアップアーティスト)は、アニメーションの前段階を担当する

リガーってどんな事をする職業?

田中くん

簡単に言うとアニメーションの仕込みをする仕事です。

リガーの名前の由来となっている「リグ(Rig)」とは、アニメーションを付けやすくするコントローラの事です。

例えば、3DCGモデルの肩を動かしたい場合、肩が上がると、肘・手首もそれに連動して上がりますよね。

以下の画像のように骨組み(スケルトン)を作り、3Dモデルを直接触らなくてもコントローラを動かすことで、アニメーションを付けることを可能にします。

この一連の作業をリギング(Rigging)またはセットアップと呼び、この業務を担当する職種をリガー又はセットアッパーと呼びます。

3Dモデルの表面が関節の動きに対してどれだけ影響を受けるか(皮膚がどれくらい引っ張られるか)等を考慮したウェイト付けという業務もリガーの重要な仕事です。

3DCGアニメーターが実際に動きをつける

アニメーターがアニメーションを付ける

アニメーターは、モデラーがモデリングし、リガーがセットアップした3Dモデルに対しアニメーションを付けていきます。

アニメーションの基礎と言われる歩行のモーションでも、思った以上に色々な関節や筋肉が動いていてとても難しいです。

重心がどのように動いているかなども考慮しなければなりません。

筋肉や関節の動きを完璧に表現すればいいという物でもなく、ディズニーのアニメ等でよく見られる大げさなモーションを使って効果的に演出する技術も必要です。

上記では一般的な仕事内容について解説しましたが、他にもモーションキャプチャーカメラでキャプチャーしたアニメーションを3Dモデルに当てて、調整するといった仕事などもあります。

3DCGアニメーターにはソフト以外の知識も必要

3DCGアニメーターにはどのようなスキルが求められるのかな?

田中くん

CGの技術以外も必要なスキルはたくさんあります。

3DCGアニメーターに求められるのは、筋肉や関節の動きといった解剖学の知識や、様々な動きを読み取る観察力です。

アニメーターがモーションをつけるのは人間だけではなく、動物やボール、草など様々です。

それぞれの対象がどのように動くか、どのくらいの空気抵抗を受けるか?など物理学にも精通していると尚良いでしょう。

まずは人間の骨格や筋肉の配置などを覚えていくのが、アニメーションスキル上達の近道です。

なんだか難しそうだな・・・

田中くん

とはいえ、多くのアニメーターは実務の中で覚えていく人がほとんどですので安心してください。

アニメーションが付け方がわからない時、とりあえず自分で動いて試してみるということも大切です。

実際に自分がその動きをしてみることで、筋肉や関節の動き方が明確になるので、アニメーション制作にはとても役立ちます。

また、3DCGアニメーターにモデリングの技術は必須ではありませんが、最低限のCGの知識は必要になります。

ゲーム制作の現場ではAutodesk社のMayaというソフトが使われることがほとんどなので、基礎的な知識だけでも入れておくと役立つでしょう。

3DCGアニメーターの平均年収は300~400万

3DCGアニメーターの平均年収

3DCGアニメーターってどれくらいの年収が見込めるんだろう?

田中くん

一般的には、300万円~400万円未満といわれています。映像業界では平均的な年収ですね。

映像業界全体に言えることですが、特に技術職はスキルによって年収の差が大きいです。

実力をつけた後に独立をする人も多いので、3DCGアニメーターは技術次第で高収入を目指せる職業ですね。

下請けの会社になればなるほど給料が安い傾向があり、年収アップを目指すなら大手への転職が必須だといえるでしょう。

3DCGアニメーターを目指す方にオススメの転職サービス

3Dアニメーターって未経験でもなれるかな?

田中くん

未経験からでも大丈夫です。アシスタントから採用されるケースも多々あります。

3Dアニメーターへの転職は、映像制作に関しての基礎的な知識があり、合成や編集ソフトを使用したことがある方ならもちろん転職しやすいでしょう。

未経験から目指すのはムリだと思っている方も多いのですが、人材が不足している業界なので、未経験でもアシスタント採用といった形で採用される場合もあります。

また、アルバイトから正社員登用されたというケースも多いですね。

そのため、諦める前にまずは転職エージェントなどに登録して、相談だけでもしてみると良いでしょう。

以下では、元キャリアアドバイザーの視点から、映像・ゲーム業界への転職に利用すべき転職サービスをご紹介いたします。

当サイトで紹介しているサービスはすべて無料で利用できますので、ぜひ気軽に試してみて下さい。

各エージェントの特徴
シリコンスタジオエージェントゲーム・映像業界に特化。映像業界を希望するなら登録必須
マスメディアン広告・マスコミ業界に特化。業界未経験者の転職サポートが充実
マイナビクリエイターIT・Web・ゲームに特化。大手に強く、ポートフォリオ指導などのサポートも充実
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各転職エージェントにはそれぞれ長所と短所があるため、なるべく複数の転職エージェントに登録して、自分にマッチしているか見極めるようにしましょう。

求人数求人の質サポート力
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ゲーム・映像業界を目指す方にオススメ「シリコンスタジオエージェント」

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※ より詳しい解説は『シリコンスタジオエージェントの評判を転職初心者向けに1から解説【2018】』をご参考下さい。

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業界に特化しているだけあって、IT・Web・ゲーム業界への高い専門性を持ったキャリアアドバイザーが多いです。

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ポートフォリオ作成指導なども行っているため、ポートフォリオの作成が必要な場合のあるエディター職はマッチするでしょう。

熱心な担当者が合わないという声も聞きますが、ここは相性次第でしょう。

Web・ゲーム系で映像エディターを目指すなら登録をおすすめします。

※ より詳しい解説は『コレだけ読めば大丈夫!マイナビクリエイターの評判・口コミを徹底分析』をご参考ください。

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リクルートエージェントは「株式会社リクルートキャリア」が運営する、求人案件数・内定決定数ともに業界NO.1の総合型転職エージェントです。

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広告業界でも職種によっては特化型よりも多いことがあるので、情報収集のためにリクルートエージェントに登録しつつも、サポートが不安であれば他のエージェントを併用するのが望ましいですね。

※ より詳しい解説は『リクルートエージェントは利用すべき?転職初心者向けに1から解説』をご参考ください。

まとめ

映像系の職種は2020年の東京オリンピックに向けてさらに盛り上がりを見せるでしょう。

Youtubeなどの影響もあり、世界規模で映像コンテンツに力を入れる企業が増加しています。

そのため、映像関連の職を目指すのであれば今がチャンスだと思います。

人材不足の業界ですので、悩んでいるならまずは気軽に転職エージェントで相談してみるといいでしょう。

※ 上記以外の転職エージェントに関する評判は、「転職で失敗したくないあなたへ | 転職エージェントおすすめランキング」でご紹介しています。ぜひご覧ください。

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