アーティストとデザイナーの違いで悩んでいませんか?
アーティストとデザイナーはどちらもクリエイターという括りは同じです。
しかし、この2つの違いを理解していないと、入社後に「思っていたのと違う・・・」となってしまう可能性があります。

アーティストとデザイナーは似ているが全く違う

アーティストとは?



デザイナーとは?


その課題解決手法が、グラフィックデザインやプロダクトデザイン、パッケージデザインなどです。


基本的にはクライアントの求める形で納品しなければいけないので、自分のスタイルではない作品を求められる場合もあるでしょう。


逆に、課題解決が好きだという人はデザイナーに向いています。
アーティストとデザイナーの違い
- 自分の表現したいことを表現するのがアーティスト
- 課題解決をしていくのがデザイナー
デザイン系のスクールには、アーティスト思考の人が入学することがよくあります。
そういった人は自分のこだわりを捨てきれずに、デザイン業務とのギャップを感じて辞めてしまう傾向があります。

自分がアーティスト思考かデザイナー思考か考えてみる



クリエイターなら誰しも表現したいことがあるのでは?と思いますが、実際、デザイナーでも「特に表現したいものはない。」という人もいます。
- どうしても表現したいことがある・・・アーティスト思考
- クリエイティブで課題解決をしたい・・・デザイナー思考

アーティスト思考の場合
1.芸術家になる

その分リスクも大きく、自分の作品が世間に認められるのには、大きな努力と運が必要とされます。

しかし、世間に認められ有名になれば大きな利益を追求することも可能です。
2.デザイナーとして働きつつも、自分の作品を作り続ける

デザイナー業は勤務時間が長くなってしまう可能性もありますので、上手くタイムマネジメントができないと難しいでしょう。


メリットとしては、デザイナー業での経験が自分の表現の幅を広げるということです。
デザイナー業の経験があるからこそ、自主制作にも良い影響が出るのは間違いありません。
デザイナー思考の場合
1.デザイナーを極める

デザインで課題解決をするプロフェッショナルとして、確固たる地位を築きましょう。
そうすることでどんどん知名度も大きくなり、将来的に独立や起業もできる可能性があります。
しかし、自分が作りたいものが出てきてしまったりすると、息苦しさを感じるかもしれません。

2.デザイン事務所を立ち上げる
アートディレクターになったり、デザイン事務所を持っていたりするとある程度自由度が効くので自分のスタイルで表現しやすいでしょう。
しかし、クライアントありきなのは変わらないので、クライアントの課題解決が最優先です。

まとめ
- 自分の表現したいことを表現するのがアーティスト
- 課題解決をしていくのがデザイナー
- どちらの思考が強いかでキャリアプランを考えておく
転職時などに、自分が将来どうしたいかというビジョンを描いておくのは大切です。
デザイナーかアーティストか。どちらかだけでも決めておくと自分が迷わずにキャリアを積むことができるでしょう。

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