コンポジターとはどういう職業?オススメの転職サービスもご紹介

コンポジターとはどんな仕事

映像制作の現場で活躍するコンポジターってどういう職業なの?と悩んでいませんか?

映像業界は長時間労働が問題になっているので、転職の際には注意が必要です。

このページでは、元キャリアアドバイザーの筆者が、コンポジターとはどのような職業なのか、コンポジターにオススメの転職サービスについて解説します。

コンポジターは素材の合成をする仕事

コンポジターってどういう職業なの?

田中くん

コンポジターは、映像制作において素材の合成をする職業です

コンポジット(Composite)とは、複数のものを合成したり、組み合わせたものを表します。

コンポジット作業
コンポジターは、CGやエフェクト、実写素材などを組み合わせてひとつの映像を制作する職業です。

実写素材にCGやエフェクトを付け加えることは、ほとんどのドラマや映画で使われている技術で、映像を組み立てることができるコンポジターは映像制作において欠かせない存在です。

世界最高の合成技術

どこまでの作業を担当するかは会社(制作環境)による

それじゃあ、基本的に素材を組み合わせるだけでいいのかな?

田中くん

どのくらい分業化しているかにもよりますが、映像の微修正をする業務も担当する場合があります。

単純に素材を組み合わせるだけではなく「バレ消し」と呼ばれる、いらない箇所を消したりする作業も業務に含まれます。(撮影時には看板や電柱など邪魔なものは多いですよね。)

映像制作の最終工程でもあるコンポジット作業は、より最終的な画を見ることができる利点があります。

CGの最先端はやはりハリウッドなので、最新のCG技術や合成手法を常に学んでいく必要がある職業です。

最先端技術などにアンテナを強く張り、向上心がある人には向いている仕事でしょう。

コンポジターとエディター(映像編集者)の違いは合成か編集か

エディターっていう職業とは何か違いはあるの?

田中くん

最近では境界が無くなりつつありますが、もちろん違いはあります。

似たような職業で「映像エディター」というものがありますが、あちらは映像の素材をつなげる「編集」がメインの仕事で、コンポジターは「合成」中心の仕事です。

  • 映像エディター(オフラインエディター)・・・映像素材をつなげる”仮編集”がメインの仕事
  • コンポジター・・・素材を組み合わせて最終的な画を作る

映像業界内で「本編集エディター(オンラインエディター)」と呼ばれる人たちは、コンポジットと編集も兼ねている人がほとんどです。

エディター(映像編集者)の仕事内容に関しては以下の記事で解説しています。
映像エディターとは?【2018年版】映像エディター(編集者)へ転職するには?映像業界を目指す全知識

コンポジターは主に映像制作会社やポスプロに勤務する

コンポジターはどういう会社に勤務するの?

田中くん

映像制作会社や編集所(ポストプロダクション)が主な勤務先になりますね。

コンポジターの勤務先は主に映像制作会社、テレビ局、編集所(ポストプロダクション)などになります。

ポストプロダクション(ポスプロ)
撮影後の映像を編集する場所(撮影後の作業の総称として用いる場合も)。CG合成などの特殊効果処理のほかに、フィルムの編集、音楽製作、ナレーションの録音などの作業を行う。
  • オムニバス・ジャパン
  • IMAGICA
  • ソニーPCL
  • デジタルガーデン
  • マックレイ

人手不足の業界なので、スキルさえあれば転職はしやすいですが、プロジェクトごとの契約という場合もあるので、雇用形態には十分に注意しましょう。

コンポジターは映像全般の知識が必要

コンポジターにはどんなスキルが求められるの?

田中くん

映像の最終的な画を作る仕事のため、映像の基本的な知識は必要不可欠です。

コンポジットは映像制作の最終段階での作業になるため、基本的なPCスキルに加え、合成する素材や合成・編集ソフトの知識も必要になる職業です。

また、企業規模にもよりますが、コンポジターはクライアント(主に広告主)との密接な関わりを持つ場合があります。

文字を大きくして欲しい、色を変えて欲しいなどの注文に素早く対応しなければなりません。

そのため、手早く修正する技術も大切ですね。

Adobe After Effectsの知識は最低限身に付けておきたい

コンポジット作業に使われるソフトは制作環境によりますが、Adobe After Effectsを使用しているところが多いです。

他にもThe Foundry社のNukeやAutodesk社のSmokeといったソフトにも触れておくと良いでしょう。

ただ、上記の2つはどちらも個人で入手するには値が張るため(Nukeは100万以上します)、手軽に合成の勉強を始めるならAfter Effectsがオススメです。

After Effectsは単体でも入手可能ですが、合成ではあらゆる素材を扱うためPhotoshopやIllustratorも保有していると便利です。

また、映像エディターが使う編集ソフトの『Adobe Premiere Pro』の知識もあると仕事の幅は大きく広がるでしょう。

私も利用しているのですが、以下のAdobe Creatice Cloudは年間たったの6万円ですべてのソフトが使えるので重宝しています。

コンポジターは映像ディレクターを目指せる職業

コンポジターって面白そうな職業だけど、将来性はどうなの?

田中くん

将来的に映像ディレクターなどを目指す人がほとんどです。フリーの映像作家というキャリアもありますね。

コンポジット作業では様々な素材を扱って一つの画に仕上げるので「映像の画作り能力」が身につきます。

キャリアを積んで、映像に詳しくなればなるほど、チームメンバーとの意思疎通がしやすくなり、結果的に良い作品を作れるでしょう。

将来的には映像ディレクター職やフリーの映像クリエイターを目指すことができます。

「映像作家100人」という映像ディレクターを紹介する本が毎年発行されるのですが、一流の映像クリエイターの作品が掲載されているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

コンポジターの年収は400~500万だがスキル次第では高年収も

コンポジターの平均年収

コンポジターはどのくらいの年収が見込めるんだろう?

田中くん

平均400万円~500万円といわれていますので、映像業界では高年収の部類でしょう。

コンポジターの年収は会社規模や本人のスキルによって大きく差が出ます。

高年収を求めるならば、実力をつけて映像ディレクターを目指すか、スキルの幅を広げて多くの制作工程に携わると良いでしょう。

コンポジターを目指す方にオススメの転職サービス4選

コンポジターに転職する場合は転職エージェントを活用するのが理想的ですね。
どうして普通の求人サイトじゃダメなの?

田中くん

広告業界は長時間労働が問題視されているので、それを見極めるためです。

コンポジターを目指す場合は、ブラック企業を避けるためにも一般的な転職サイトではなく『転職エージェント』を利用するといいでしょう。

転職エージェントって何?という人は『転職エージェントとは?1から100まで分かる使いこなし方』で解説しているので、ぜひ参考にして下さいね。

転職エージェントとは?1から100までわかる使いこなし方

転職エージェントを選ぶ場合、基本的には大手を利用するのが得策なのですが、コンポジターなどの技術職に関しては選び方が変わってきます。注目すべきポイントは以下の2点です。

  1. 業界経験のあるキャリアコンサルタントが在籍している
  2. 映像業界と深いつながりがある

業界出身のコンサルタントが在籍していれば、業界知識が豊富で各企業ごとの対策もしやすくなる傾向があります。

また、ソフトや制作環境などの専門的な相談もしやすく、技術職の方こそ業界に特化した転職エージェントを利用すべきでしょう。

以下にオススメの転職エージェントをまとめてみました。
各エージェントの特徴
シリコンスタジオエージェントゲーム・映像業界に特化。映像業界を希望するなら登録必須
マスメディアン 広告・マスコミ業界に特化。業界未経験者の転職サポートが充実
マイナビクリエイターIT・Web・ゲームに特化。大手に強く、ポートフォリオ指導などのサポートも充実
リクルートエージェント特化型ではないが、15万件を超える圧倒的な求人数。転職者は登録必須。

各転職エージェントにはそれぞれ長所と短所があるため、なるべく複数の転職エージェントに登録して、自分にマッチしているか見極めるようにしましょう。

求人数求人の質サポート力
シリコンスタジオエージェント
マスメディアン
マイナビクリエイター
リクルートエージェント

ここからは、コンポジターを目指すうえでオススメの転職エージェントを厳選してご紹介します。

補足ですが、当サイトでご紹介している転職エージェントはすべて無料でサービスを利用可能なのでご安心ください。

ゲーム・映像業界を目指す方にオススメ「シリコンスタジオエージェント」

求人数
(3.5)
求人の質
(3.5)
担当者の質
(4.0)
提案力
(3.5)
総合評価
(3.5)
対応エリア
全国(首都圏がほとんど)

シリコンスタジオエージェント』は、ゲーム会社に向けたミドルウェアの開発など主な事業とする「シリコンスタジオ」が運営する、ゲーム・映像業界に特化した転職エージェントです。

このようなバックグラウンドを活かし、エンジニアやデザイナーといった技術者目線に立った転職サポートが魅力的

シリコンスタジオの創業は1999年と老舗で、国内のゲーム関連企業の9割以上と取引があり、大手へのキャリアアップにも強いと言えます。

シリコンスタジオエージェントのメリット・デメリットは以下の通りです。

デメリット
  1. クリエイター職以外は求人数が少ない
  2. 派遣や契約社員の求人も混ざっている
メリット
  1. ゲーム・映像業界のみに特化している
  2. 国内のゲーム関連企業のほとんどを網羅している
  3. コンサルタントがゲーム業界を熟知している

ゲーム業界にこれだけ特化しているエージェントは他にないので、ゲーム業界を志望するならば必ず利用すべき転職エージェントです。

シリコンスタジオエージェントはこんな人にオススメ!
  1. ゲーム・映像業界を目指す人
  2. 大手のゲーム会社を目指す人
  3. 派遣や契約社員でも良いから、とにかく業界へ入りたい人

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ゲーム・映像業界を熟知する転職エージェント

より詳しいサービス内容は以下の記事で解説しています。

シリコンスタジオエージェントの評判を転職初心者向けに1から解説【2018】

広告・マスコミ業界を目指す方にオススメ!『マスメディアン』

マスメディアンのロゴ
求人数
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総合評価
(4.0)
対応エリア
全国(首都圏がほとんど)
『マスメディアン』は、広告・Web・マスコミ業界に特化した転職エージェントで、広告専門誌を発行して60年の宣伝会議グループが運営しています。

4万人以上の転職を成功させた実績を持ち、広告・マスコミ業界に特化したエージェントでは最も規模が大きいです。

実際にCM・映像業界で公開求人を調べてみると、以下のように映像クリエイターの求人が出てきました。

マスメディアンのメリット・デメリットは下記の通りです。

デメリット
  1. 公開求人数が少ない
  2. 契約社員、派遣、業務委託も混ざっている
メリット
  1. 運営母体の宣伝会議グループは、広告業界内で信頼されている企業
  2. 広告・マスコミ業界で最大規模の転職エージェント
  3. 業界未経験者へのサポートが手厚い

公開求人数は多くないのですが、長年培ってきた業界との太いパイプを活かし、非公開求人を多く取り揃えています。

また、未経験者を対象にしたセミナーも充実しており、業界未経験者へのサポートが手厚いです。

映像業界は激務の会社も多く、転職後に「こんなに激務なら転職しないほうが良かった」と後悔しないためにも、業界についてしっかりと理解をしているキャリアアドバイザーに相談するのが転職成功の秘訣です。

その点、マスメディアンは特化型の転職エージェントとして長年の経験がありますので、現場レベルでの相談もしやすいでしょう。

未経験・経験者問わず、映像業界を目指すならオススメの転職エージェントです。

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広告・マスコミ業界では最大規模のエージェントです

ゲーム・Web業界を目指す方にオススメ「マイナビクリエイター」

求人数
(4.0)
求人の質
(5.0)
担当者の質
(4.0)
提案力
(4.0)
総合評価
(4.5)
対応エリア
東京・大阪・愛知・福岡近郊
マイナビクリエイター』は、大手人材広告企業である「株式会社マイナビ」が運営する、Web・IT・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

クリエイター専門の転職エージェントとして、マイナビのコネクションをフル活用した転職サポートが大きな強み。

マイナビクリエイターのメリット・デメリットは下記の通りです。

デメリット
  1. 公開求人数が少ない
  2. 熱心な担当者が苦手な場合は合わない
メリット
  1. 高い専門性を持ったキャリアアドバイザーが在籍
  2. 量より質の高いマッチング力
  3. 大手へのキャリアアップに強い
  4. ポートフォリオ作成のサポートが手厚い

業界に特化しているだけあって、IT・Web・ゲーム業界への高い専門性を持ったキャリアアドバイザーが多いです。

また、量より質を重視しているため、手厚いサポートが魅力的です。

ポートフォリオ作成指導なども行っているため、ポートフォリオの作成が必要な場合のあるコンポジター職はマッチするでしょう。

熱心な担当者が合わないという声も聞きますが、ここは相性次第ですね。

Web・ゲーム系のコンポジターを目指すなら登録すべき転職エージェントです。

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Web・ゲーム業界出身のアドバイザーが在籍!

より詳しいサービス紹介は以下の記事をご覧ください。

コレだけ読めば大丈夫!マイナビクリエイターの評判・口コミを徹底分析

転職を考えるすべての人にオススメ『リクルートエージェント』

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対応エリア
全国

リクルートエージェントは「株式会社リクルートキャリア」が運営する、求人案件数・内定決定数ともに業界NO.1の総合型転職エージェントです。

広告・マスコミ業界に特化しているという訳ではありませんが、2017年は3万9000名もの転職成功を実現しており、転職活動を始めるならば必ず利用すべきエージェントでしょう。

転職業界内でもリクルートエージェントの求人保有数は定評があり、幅広い業種・職種に対応しているため、ポジションに関わらず受け皿がとても広いのが特徴です。

求人数や求人の質は「他社と圧倒的な差がある」という声も多く、利用者の満足度は非常に高いです。

広告業界でも職種によっては特化型よりも多いことがあるので、情報収集のためにリクルートエージェントに登録しつつも、サポートが不安であれば他のエージェントを併用するのが望ましいですね。

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転職エージェント最大手、圧倒的な求人数

より詳しいサービス紹介は以下の記事をご覧ください。

リクルートエージェントは利用すべき?転職初心者向けに1から解説

まとめ

映像系の職種は2020年の東京オリンピックに向けてさらに盛り上がりを見せるでしょう。

Youtubeなどの影響もあり、世界規模で映像コンテンツに力を入れる企業が増加しています。

そのため、映像関連の職を目指すのであれば今がチャンスだと思います。

人材不足の業界ですので、悩んでいるならまずは気軽に転職エージェントで相談してみるといいでしょう。

※ 上記以外の転職エージェントに関する評判は、「転職で失敗したくないあなたへ | 転職エージェントおすすめランキング」でご紹介しています。ぜひご覧ください。

あわせて読みたいコンテンツ

以下の記事ではコンポジターに似た職業のエディター職について解説しています。比較することでどちらが魅力的か判断するのに役立つでしょう。

映像エディターとは?【2018年版】映像エディター(編集者)へ転職するには?映像業界を目指す全知識