ちょっと待った!転職活動で契約社員に応募する前に読むべき注意点

契約社員の注意点

契約社員の求人に応募すべきか悩んでいませんか?

特にIT・WEB業界ではプロジェクトごとの契約といったように、契約社員としての登用が珍しくありません。

しかし、正社員と契約社員の違いを事前に知っておかないと転職失敗につながる可能性も十分にあります。

このページでは元キャリアアドバイザーの筆者が、契約社員の求人に応募する前の注意点に加え、契約社員の経験が今後のキャリアにどう影響するのか解説していきます。

もし、契約社員として転職を考えているのであれば、このページを最後まで読んでいただきたいです。

そうすれば、契約社員に応募する際の注意点が明確になり、納得したうえで今後の決断ができるでしょう。

契約社員の求人に応募する前の2つの注意点

希望している企業の求人が契約社員なんだけど、大丈夫かな?

田中くん

クリエイティブ業界は特に契約社員が多い傾向にあります。応募前にいくつか注意点を知っておきましょう。

映像・ゲーム業界には特に多いのですが、契約社員から正社員への登用を行っている企業もあります。

そのため、本当に入りたい企業なら契約社員から正社員を目指す道も選択肢に含まれるでしょう。

しかし、正社員として採用されることと契約社員として採用されることの違いを認識しておかないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

もしも契約社員に応募しようとしているなら、いくつかの状況をイメージしながら、そのための下調べをしておきましょう。

契約社員の注意点は主に以下の2点です。

それぞれの注意点について見ていきましょう。

①契約社員には定期的に契約更新がある。

契約更新

契約更新があるのはなんとなく知ってるけど・・・

田中くん

当然ながら、次の契約は更新しないと言われてしまうリスクはあります。

契約に関しては会社ごとに内容が違うため、契約を結ぶ際にどのくらいの期間でどのような待遇なのかチェックしなければなりません。

あらかじめ、契約更新をする時の手続きや諸条件について把握したり、契約更新のない時の対処法などを確認しておく必要があるでしょう。

なるほど、常にリスクを考えておかなきゃね・・・

田中くん

契約解除の条件などは求人情報では知ることができないので担当者に必ず確認しましょう。
注意
契約更新がされない場合は、何ヶ月前に通知されるかも要チェックです。

②契約社員は正社員に比べて立場が弱くなりやすい

表向きでは正社員と契約社員との扱いは平等のようですが、社内で問題が起こったりすると契約社員は立場が弱くなりやすいです。

待遇に関してはそこまで大きな違いはありませんが、正社員の中には契約社員や派遣社員を見下すような人もいますからね。

また、一番最初にクビを切られたり減給になるのが(派遣社員・契約社員・アルバイト)です。

全ての会社に言えることではないが、この点も頭に入れておきましょう。

契約社員に応募するなら5年ルール(無期労働契約)を知っておこう!

契約社員に対して「5年ルール」が適用されるのはご存知でしょうか?
5年ルール?なにそれ?

田中くん

簡単に言えば、5年以上契約社員を続けているなら無期労働契約を申請できる制度のことです。

長く有期労働契約(契約社員・パート・アルバイト)をしている人に対して「無期労働契約」が適用されるのはご存知でしょうか?

契約社員に応募しようとしている方も頭に入れておくと役立つ知識でしょう。

無期労働契約
2013年4月からの有期雇用契約(つまり契約社員)を対象とし、「有期労働契約が繰り返し更新されて通算5年を超えた時は、労働者の申し込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換することが義務付けられた」労働契約法のこと
出典:厚生労働省
注意
5年という期間は、2013年4月からカウントされているため、それ以前に働いたものは期間対象外となります。
つまり、2018年4月以降に初めての無期労働社員が誕生するわけですね。

5年ルール(無期労働契約)施行の目的

これはどういう目的で施行されるのかな?

田中くん

目的は間違いなく契約期間による労働者の不安解消ですね。

こちらのルールを適用する目的としては、主に有期労働契約の人の不安解消のためです。

例えば、1年毎に契約が更新がある場合「今年は更新されるかな・・・」という雇い止めに対する不安がありますよね。

同じ企業で長期間働いてきたのに、突然契約を打ち切られて失業してしまうといったリスク回避にも5年ルールは有効なのです。

注意 : 無期労働契約社員 = 正社員ではない

無期労働契約って正社員ってことだよね?

田中くん

勘違いしやすいですが、正社員とは違うので注意しましょう。

これまでの説明を見ていると、「無期労働契約社員 = 正社員」と思ってしまうかもしれませんが、厳密には違います。

無期労働社員をどのように扱うかは企業によって異なりますが、基本的には労働条件・給与・福利厚生などは契約社員と同等と考えていいでしょう。

企業側から特別な配慮がされない限りは、雇用期間のみの変更となるのがほとんどでしょう。

今の条件に満足していない場合、ただ辞めづらくなるだけだね・・・

田中くん

完全な正社員化は極めて少ないと言えるでしょう。

契約社員の経歴は転職活動にそこまで影響しない

内定

契約社員の経験があると転職活動で不利になったりしないのかな?

田中くん

若い年齢ならそこまで影響はありません。ただ、業界によっては前職での評価が低いと思われる可能性もあります。

IT業界をはじめ、離職率が高い業界は契約社員としての雇用形態を取る企業が多いです。

契約社員自体が多い業界で転職するなら、契約社員としての経験はマイナスにはならないでしょう。

一方、コンサルティング業界などは契約社員が少なく、契約社員=能力が低いとみなされることもあるので注意するべきです。

企業からの契約社員提案は注意

企業からの契約社員提案には注意

正社員で受験していたのに、企業から契約社員を勧められた場合も注意が必要です。

選考を進めていくと、企業側から「最初は契約社員スタートで、正社員を目指しませんか?」と提案されることがあります。

こういった企業には「正社員にするほどのスキルは無いが、せっかくの人材だから契約社員で確保しよう」という狙いがあるのです。

「入れるなら良いか・・・」と承諾していまいそうですが、契約社員として入社した場合は契約を打ち切られる不安と戦わなければなりません。

まとめ : 契約社員への応募はリスクも必ず把握しておく

この記事のまとめ

  • 契約社員は正社員よりもリスクがある
  • 応募するなら納得した上で応募しよう

契約社員を募集しているところは離職率が高く、従業員を使い捨てる思考が蔓延しているブラック企業も多いです。

そのため、企業選びを間違えないためにも決して1人で転職活動をせず、転職エージェントなどを駆使して上手に転職活動を行ってくださいね。

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