エディトリアルデザイナーとは?平均年収や将来性を解説

エディトリアルデザイナーとは

「エディトリアルデザイナーとはどんな仕事?」と悩んでいませんか?

エディトリアルデザイナーは主に雑誌や書籍といった出版物のデザインをする仕事です。

このページでは、元キャリアアドバイザーの筆者が、エディトリアルデザイナーの仕事内容や今後の将来性などについて解説します。

エディトリアルデザイナーとは?仕事内容を解説

エディトリアルデザイン
新聞・雑誌・書籍といった紙面をデザインすること。紙面構成。

エディトリアルデザイナーは、読み手の視線や意図を考えて文字や図、写真を配置することで、効果的に紙面を編集する職業です。

エディトリアルデザイナーは以下のようなものをデザインします。
  • 雑誌
  • 新聞
  • 書籍
  • カタログ・パンフレット
  • マニュアル
  • フリーペーパー

新聞の場合はより簡潔で伝わりやすくデザインしなければなりませんが、雑誌の場合は全体的な雰囲気も意識しなければならないなど、媒体によって求められることが違うことが特徴的です。

エディトリアルデザイナーとグラフィックデザイナーの違い

エディトリアルデザイナーとグラフィックデザイナーはどう違うのかな?

田中くん

エディトリアルデザイナーはグラフィックデザインの知識と編集の知識を合わせ持ったデザイナーです!

書籍やパンフレットなどのページ数が多いものをまとめていく作業を行う専門の人を「編集者」と呼びます。

基本的に、編集者が構成案を作成し、グラフィックデザイナーがデザインに落とし込んでいくという流れになります。

しかし、構成案をデザインに反映させるには経験と編集への深い理解が必要となります。

この編集に関する豊富な経験や知識を持ったデザイナーを「エディトリアルデザイナー」と呼びます。

違いをまとめると以下のようになります。

各職種の違い

  • グラフィックデザイナー・・・広告・ポスター、パッケージなど幅広く手がけるデザイナー
  • エディトリアルデザイナー・・・グラフィックデザイナーの中でも紙面構成・編集への理解と経験が深い

エディトリアルデザイナーの平均年収

グラフィックデザイナーの平均年収

年齢平均年収男性平均年収女性平均年収
20代314万円323万円312万円
30代395万円452万円356万円

データ参考 : マイナビエージェント

エディトリアルデザイナー(グラフィックデザイナー含む)の平均年収は354万円となっており、比較的低い給与水準です。

デザイン業界全体で低価格が進んでいるので仕方ないとはいえ、実力次第で年収の増減が大きいのがデザイナーの魅力です。

エディトリアルデザイナーの場合は勤務先がさまざまなため、年収にバラつきがありますが、広告物のエディトリアルデザインを手がける会社は高年収の傾向があります。

エディトリアルデザイナーの将来性

エディトリアルデザイナーの将来性はどうなのかな?

田中くん

紙媒体の売上が減少傾向にあるため、電子書籍やアプリでのレイアウト知識を身に着けておきたいですね

近年は雑誌や新聞をはじめとした紙媒体の売上は減少傾向なため、エディトリアルデザイナーの将来性に不安を持つ人も少なくありません。

一方、子書籍やアプリ、スマホ・タブレット端末向けに雑誌や書籍が最適化・リデザインされており、こういった現場でエディトリアルデザイナーに需要があるのも確かです。

そのため、エディトリアルデザイナーには各端末の特徴などを理解し、電子書籍やアプリ上でレイアウトをするスキルが求められています。

エディトリアルデザイナーに必要な知識・スキル

パッケージデザイナーが身につけるべきスキル

エディトリアルデザイナーはInDesignやPhotoshop、Illustratorといったアドビ製品の基本的なスキルに加え、紙面構成のスキルが必要になります。

文章の組み方や、グラフや図の大きさなどは読者に配慮したデザインにしなければなりません。

そのため、雑誌や書籍・新聞といった各媒体への理解に加え、読者の視線の動きの把握など、一般的なグラフィックデザイナーとは違ったスキルが求められます。

エディトリアルデザイナーになるために資格は必須ではありませんが、資格を取得しておくことで転職や業務上で大きなアピールポイントとなります。

アドビ製品のスキルをアピールできる「アドビ認定エキスパート」などを所持しておくと良いでしょう。

エディトリアルデザイナーが取得しておきたい資格

  • DTPエキスパート認証試験
  • DTP検定
  • レタリング技能検定
  • Photoshopクリエイター能力認定試験
  • Illustratorクリエイター能力認定試験
  • アドビ認定エキスパート(ACE)

まとめ

この記事のまとめ

  • エディトリアルデザイナーは書籍・雑誌・新聞などの紙面構成をデザインする仕事
  • グラフィックデザイナーと兼任することも多い
  • 給与水準は低めだが、スキル次第で高年収を狙える
  • 電子書籍やアプリでのレイアウトデザインができると需要が多い
  • 企業によって業務内容が異なるので応募の際は注意する

エディトリアルデザイナーはグラフィックデザインの基礎知識に加えて紙面構成や編集のスキルを求められる職業です。

そのため、キャリアのスタートは「グラフィックデザイナー」からというのがほとんどです。

ミスマッチを防ぐためには、応募先企業がどのような作品を手がけているか事前に確認することが重要なので、コーポレートサイトなどを念入りにチェックしておきましょう。

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