転職で年収が下がるって本当?下がるケースと下がらないコツを解説

転職で年収が下がる_サムネイル

「転職すると年収が下がるんじゃないの?」と不安に思ってしまいますよね。

確かに日本では「転職すると給料が下がる」と言われることが多いですが、元キャリアアドバイザーの筆者の経験から言えば、必ずしも年収が下がるわけではありません。

このページでは、年収が下がりやすいケースと、それでも転職したほうがいい場合、転職で年収を下げないコツについて解説します。

転職1年目は年収が下がることが多いが、2年目以降に注目

田中くん

どうして転職1年目は年収が下がることが多いのかな?

転職する時期にもよりますが、入社初年度はボーナスが全額支給されなかったりするからですね。

入社時期によってボーナスの額が変わる

上期(4~9月)、下期(10~3月)の企業に1月入社で入った場合、下期の半分(3ヶ月)しか在籍していないため、夏のボーナスが半分のみの支給となる場合もあります。

そのため、1年目の年収が下がったからといって転職失敗と決めつけるのは時期尚早です。
田中くん

2年目の年収と前職の年収を比較すればいいんだね!

転職して年収が下がることが多いケース

まずは転職して年収が下がることが多いケースについて解説します。これは私の経験上の話ですので、必ずしも年収ダウンにつながるという訳ではないので注意して下さい。

1.異業種(未経験業種)への転職

未経験業種への挑戦はキャリアがゼロからのスタートとなるので、年収が下がりやすい傾向にあります。

未経験業種への転職は年収ダウン
特に長年1つの分野でキャリアを築いてから、未経験業種への転職となる場合は大幅に年収が下がってしまうでしょう。

しかし、これまでの経験を活かせるような分野であれば異業種でも年収をキープできる可能性もあります。

2.40代後半以降の転職

40代後半は年功序列の企業だとすでに高年収ということもあり、転職市場で今より高年収の企業を見つけるというのはなかなか難しいものです。

特に経営幹部やリーダーなどのマネジメントポストでの求人が増えますので、それ相応のスキルがないと転職先すら見つけられないこともあるでしょう。

3.外資系企業から国内企業への転職

外資から日系への転職は年収ダウン
外資系企業は高収入を提示して優秀な人材を確保しようとする傾向があるため、日系企業への転職となると年収ダウンというケースが珍しくありません。

しかし、外資系企業は成果主義で激務ということもあり、たとえ年収ダウンしてしまうとしても、ゆとりのある企業へ転職する人も多いです。

年収が下がっても転職した方が良いケース

田中くん

年収が下がるなら転職はしないほうがいいのかな・・・

長期的に見れば転職したほうがいい場合もありますので、慎重に判断しましょう。

1.現職に不満があり、環境を変えるため

1つ目は現職に不満があり、環境を変えるために転職する場合です。

よくある不満

  • 人間関係が悪い
  • セクハラ・パワハラ・モラハラが横行している
  • 激務・ブラック企業
  • 仕事内容が将来の役に立たない

悪い人間関係や激務の企業で働いていると精神や身体に大きな負担をかけてしまい、うつ病になってしまうかもしれません。

たとえ転職で一時的に年収が下がったとしても、快適な環境で熱心に仕事に打ち込んだほうが将来的に大きく年収がアップする可能性もあります。

高年収を捨てて、余裕のある会社に転職した人でも「今の会社で満足」という人は意外にも多いものです。
田中くん

高年収が1番だとは限らないということだね。

注意
とはいえ、転職したからといって人間関係などの問題が解決しないこともあります。(自分が根本的な原因など)

転職を繰り返してしまう原因にもなりますので、まずはじっくりと転職で解決できるか考えてみましょう。

2.スキルアップや勉強、資格取得のため

将来に明確な目標がある場合、年収が下がったとしても転職したほうがいい場合もあります。

スキルアップのために仕事を変えたり、一時的に辞めたりする人も多いです。

気づいたら高齢でスキルなし
例えば、今やっている仕事が意味のない仕事ばかりだったり、周りのメンバーのレベルが低かったりすると、年齢の割にスキルが身についていないということになってしまいます。

この状況になってしまうと、転職しようにも転職市場価値が低いとみなされ、満足のいく転職ができない可能性が高くなります。

たとえ年収が下がったとしても、優秀なメンバーが集まる会社や、将来の目標に近づくような仕事をできる企業に転職することで、自分の選択肢を増やすことにもつながります。

田中くん

遠回りに見えるけど、長期的に見てスキルアップしていくことが高年収への近道かもしれないね!

目先の年収だけでなく、長期的なキャリアパスを考慮するのが大切です。

3.自由な時間をつくるため

激務で自分の時間がほとんど取れなく、趣味や家族・友人をないがしろにしてしまっている人は多いものです。

田中くん

平日は夜遅くまで働いて、休日は寝て過ごすという人はきっと多いよね・・・

忙しすぎて自分の時間を取れないと、スキルアップのための勉強や読書といった自己投資がおろそかになり、将来的な視野を狭めることにもなってしまいます。

ワークライフバランスが大切
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉が指すように、仕事と生活の両立は有意義な人生を送るために大切なものです。

たとえ年収が下がっても、転職して家族や趣味に使える自由な時間を確保できるならば、それは素晴らしい転職だと言えるでしょう。

転職でなるべく年収が下がらないようにするには?

田中くん

多少下がるくらいならいいけど、大幅ダウンは嫌だな・・・どうすればいい?

ここからは年収をなるべく下がらないようにする方法をいくつかご紹介します

1.今までのキャリアやスキルが活かせる職種(業界)に転職する

1つ目は今までのキャリアやスキルが活かせる職種や業界に転職することです。

企画力
コミュニケーション能力や営業・企画力、マネジメント能力などはどこの業界に行っても必要な能力ですので、このようなスキルに強みを持っていれば未経験の他業種に転職しても大幅な年収ダウンにはなりにくいでしょう。※ 職務内容が全く違う場合を除く
田中くん

普段からこういったスキルは身につけるように努力したいね!

技術職の場合も普段から幅広い分野について勉強しておくと、転職しやすいですね。

2.年収アップ・給与交渉に強い転職エージェントを利用する

2つ目は年収アップや給与交渉に強い転職エージェントを利用することです。

実は、転職活動をしていて自分から給与交渉ができる人はほとんどいません。

そのため、1人で転職活動をしていて大幅な年収減を受け入れている人も多いです。

田中くん

相手が偉い立場の人だと言い出しづらいしね・・・

でも、給与面は働くうえで重要なポイントですので、妥協しないようにしましょう。
転職エージェントは代わりに給与交渉をしてくれる
転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーが採用担当に希望給与を伝えてくれて、代わりに給与交渉をしてくれます。

そのため、自分で給与交渉する自信が無い人は年収交渉に強い転職エージェントを利用するといいでしょう。

年収交渉に強いエージェント

 各エージェントの特徴
リクルートエージェント国内最大手。常時15万件以上の保有求人
doda担当者の質と求人数のバランスが良い
パソナキャリア親身なサポートが魅力。首都圏の転職・女性の転職に強い
JACリクルートメントハイクラスならここがNo.1。中高年の転職に強い

まとめ

この記事のまとめ
  • 未経験異業種への転職は年収が下がりやすい
  • 40代後半以降の転職は年収が下がりやすい
  • 外資系から日系企業への転職は年収が下がりやすい
  • 年収が下がってもキャリアや人生のためには転職した方がいい場合もある
  • 年収交渉に強い転職エージェントを利用すれば、年収の大幅減を避けやすい

転職で年収が下がるとは一概には言えませんし、長期的に見れば年収アップにつながることも多いです。

年功序列・退職金の廃止などで1つの会社にいるメリットは年々薄れているので、視野を広げるために転職するのも効果的です。

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