毎日仕事を辞めたいと思っているあなたへ。最高の退職をするためのポイント

無視や放置はNG

「今日は仕事に行きたくない」「仕事を辞めたいけど、どうすればいいんだろう」

そんなふうに仕事を辞めたいと思った経験は誰しも一度や二度あることでしょう。

しかし、毎日のように「仕事を辞めたい」と思うなら、今の現状を変えてみる必要があるかもしれません。

このページでは、元キャリアアドバイザーの筆者が「仕事を辞めたいと思ってしまう理由と対処法」「仕事を辞める際の注意点」について解説します。

もし、あなたが「仕事に行きたくない」「辞めたい」と思っているなら、ぜひこのページを最後まで読んでいただきたいです。

そうすれば、本当に退職するべきか否か判断でき、今後のキャリア形成について考えることができるでしょう。

まずは仕事を辞めたいと思う理由を分析してみる

仕事を辞めたい

自分で望んで就いた仕事でも、さまざまな理由から次第に「辞めたい」思いへと変わっていく。

それは働く人間なら誰しも自然なことです。

「仕事を辞めたいと思う = 甘え」だと考える人も多いのですが、それは大きな勘違いだということをまずは頭に入れておきましょう。

あなただけが辞めたいという訳ではありません。仕事を辞めたいと思うのは普通だということをまずは理解しましょう
結構みんな辞めたいと思っているはず。偉いあなたの上司も必ず辞めたい時期があったはずだよ。

田中くん

退職・転職を考えていても間違った選択をしないために、まずは「どうして会社を辞めたいのか」を明らかにする必要があります。

一番の方法は、現在勤めている会社の良い点と悪い点をざっと紙に書き出してみること。

福利厚生が良い、給与が低い、仕事内容に不満…など、なんでも構わないのでとにかく思いつくままに書いてみましょう。
整理してみるとわかりやすいね。

田中くん

もし良い点の数が勝っているようなら、退職するのはまだ考え所かもしれません。

たとえ辞めたとしても、同じだけの環境をあなたにくれる別の会社に出会えるとは限りません。

逆に、悪い点の方が数が勝っているようなら、積極的に退職と転職を視野に入れた方がいいでしょう。

以下に現在の会社の良いところと悪いところの比較に利用できるワークシートを用意しました。

ぜひ印刷して活用して下さいね。

あなたはどれ?仕事をやめたいと思う主な理由5つと対処方法

ここからは、仕事を辞めたいと思う主な理由について見ていきます。

あなたがどのパターンに当てはまるか、自分の状況と照らし合わせて確認していきましょう。

1.人間関係が理由で辞めたい

人間関係が悪い

仕事を辞めたい理由のNo.1は人間関係です。
確かに、モラハラなどは社会問題になっているからね。

田中くん

  • 上司からパワハラ・セクハラなどを受けている
  • 社内イジメにあっている
  • 同僚や上司との相性が悪い
仕事のストレスの大半は人間関係が原因と言われることもあり、人間関係は働く意欲に大きな影響を与えます。

転職サイト「エン転職」を運営する「エン・ジャパン」の調査によると、退職理由のトップは人間関係となっています。

対処法1.まずは原因がどこにあるかを考えてみる

職場の人間関係で悩んでいる人はどのように対処すればいいかな?

田中くん

まずは、原因が自分や相手のどこにあるかを考えてみるといいですね。

人間関係が原因で辞めたいと思う場合、まずは原因がどこにあるか考えてみましょう。

もし、あなた自身に問題があるならば、行動や考えを変えるだけで状況が良くなる場合が多いですが、問題なのは相手が原因の場合です。

パワハラやセクハラなどといった問題は、相手が変わらないと解決しようがありません。

さらに社内イジメの場合、いじめている側は「いじめられる側に原因がある」と思って行動しているので、そういった環境に身を置き続けることは、心身ともに負担が大きいでしょう。

対処法2.転勤や部署異動を上手く活用する

こういった状況のときはどうすればいい?

田中くん

転勤や部署異動で解決できそうなら、そのチャンスを活かすべきです。

普段の人間関係にストレスを感じている場合、周囲の環境を変えるのが手っ取り早いです。

転勤・部署異動などをするチャンスがあれば上手く活用して、新しい環境に飛び込むのも1つの手段。

もし、部署異動を願い出る場合は、下記のようになるべくポジティブな理由がいいでしょう。
将来は◯◯といった仕事に関わっていきたいので、◯◯の経験が積める△△部署に異動をしたい。

それでもモチベーションが上がらなかったりする場合は、新しい会社でまた新たにやり直すのがベストな選択ですね。

人間関係で悩む時間はもったいないので、原因が明らかになったらなるべく早くアクションを起こしましょう。

2.社風や風土が合わない

社風や風土が合わないというのは、特に若い人で多い傾向にあります。
確かに、今と昔じゃ働き方もまったく違うからね。

田中くん

社風や風土が合わずに、仕事を辞めたいと考える人もとても多いです。

特に長年続いているような老舗企業で幹部がバリバリ働いてきた世代だと、「俺たちの時代はこうだったから、これが普通」というように、下の若い世代に自分たちの価値観を押し付けてしまう傾向があります。

飲み会の強要や、全員参加の社内イベントなどが苦になっている人は以外に多いものです。

対処法.嫌なものは嫌と言ってみる。ダメなら仕事を変えるべき

参加必須の飲み会が多くて嫌になっちゃうよ。どうすればいい?

田中くん

飲み会などが嫌なら、一度断ってみましょう。それで風当たりが強くなるようなら、そんな会社は辞めてしまったほうが良いですね。

強制的な飲み会参加などが嫌なら、一度ハッキリと断ってみましょう。

断るのは勇気が必要ですし、断ったら「付き合いが悪いヤツ」と思われるかもしれません。

しかし、断ることによって周囲から理解を得られる場合もあります。

体験談
以前、私がキャリア相談を受けていた人の場合だと、会社での相談を断った際に「もっと早く言ってくれれば良かったのに」「強制はしないから、来たいときに声かけて」と、周囲から理解を得られたというケースもありました。

もし、断ったことが原因で社内イジメに発展したり、人当たりが悪くなった場合は転職活動を始めるのがベストな選択です。

そんな会社にあなたの貴重な時間を費やす必要はありません。

3.仕事内容が合わない

仕事内容が合わない

「この仕事は自分に向いてない」「本当はこんなことやりたくない」と思いながらも、仕事を辞める決断ができずに先延ばしにしてしまう人はとても多いです。

もし、そのような感情が少しでもあるなら、一度立ち止まって自分の現状について考えてみると良いでしょう。

疑問を持ちながら仕事をしていても生産性は低下してしまいますし、頭の中がクリアになることで新たな目標や、自分がやりたいこともはっきりします。

4.給与・待遇が悪い

うちの会社は給料が安い!転職したほうがいいかな?

田中くん

短絡的に給与という面で決めるのは望ましくありません。さまざまな要素を加味して検討すべきですね。

うちの会社は同業他社と比べても給料が安すぎる、福利厚生が悪いと思ったことは誰でも一度はあるでしょう。

一生懸命働いているのに、それに対する対価が低いとモチベーションも上がりませんよね。

対処法1 : どのくらいの給料なら納得して働けるかを考える

まずは、どのくらい給料があれば納得できるのかを考えてみましょう。
それは貰えるだけ貰いたいけどね…

田中くん

現状の給料に不満がある人は、どのくらいの給料が欲しいかの目標を立てるといいでしょう。

月収100万などの非現実的なものではなく、月収30万円や月収40万円など現実的なものに設定しましょう。

目標設定の4つのメリット
  1. 今の会社で実績を積むことで、希望給与に到達できるかの指標になる
  2. 転職の際に希望給与に応じて業種や職種を絞りこめる
  3. 今後のキャリアプランを考えやすくなる
  4. 転職先の給与でも満足できない可能性の回避できる

対処法2 : 社内で成果を上げることで希望給与を満たせるのか検討する

自分の希望する給与が明らかになったら、すぐに転職活動を始めるのではなく、まずは社内でその目標が達成できるかどうかを考えましょう。

1つの企業に長年務めていた方が出世や昇給という面では有利なのですが、出世までに多大な時間を要する場合は転職も視野に入れたほうがいいでしょう。

給料アップの転職は高いスキルや能力を求められる傾向にあるので、転職に踏み切るかは慎重に考えましょう。
部署異動や昇給について会社と話し合ってみるのも効果的だね。

田中くん

もし、現在の会社で転職活動を行う場合、安易に給与が良いというだけで転職するのは望ましくありません。

例えば、外資系金融や外資系コンサルなどの業界は、20代でも年収1,000万以上が見込める魅力的な業界ですが、そのぶん激務でプレッシャーやノルマが厳しいことでも有名です。

そういった業界に入っても平気なメンタリティがあれば大丈夫ですが、そうでない人は自分なりの給与・待遇の妥協点を見つけることが大切です。

給与と仕事内容、労働時間のバランスを見ながら転職活動をしましょう。

もし、自分で探す自信が無いのなら、無料で転職活動を支援をしてくれる「転職エージェント」を利用してみるといいでしょう。

転職エージェントを利用すれば、スキルやキャリアに応じた適切な給与を明らかにしてくれますし、自分の現状も客観的に判断することが出来ます。

5.特に理由はないけどなんとなく辞めたい

意外に多いのが「特に理由は無いけどなんとなく仕事を辞めたい」という理由です。

なんとなく辞めたくなる理由
  1. 仕事内容に飽きている(マンネリ)
  2. 友人など周囲との差を感じている
  3. 転職適齢期である

近年ではSNSなどの利用者が増え、友人たちの近況を簡単に知ることができるようになりました。

「同級生のあの人は、大企業に務めていてあんなに輝いている。それなのに自分は・・・」などと劣等感を抱くこともあるでしょう。

そういったことの積み重ねで徐々に仕事を辞めたい気持ちが生まれてきます。

また、転職適齢期に差し掛かると転職を考えるようになるのは自然なことです。
転職適齢期

企業が応募制限を設ける年齢のこと。

一般的に28歳までや、35歳までといった制限が設けられることが多い。

第二新卒枠で入社できる可能性が高い25歳も転職適齢期だと言えます。

応募先の企業によっては「28歳まで」や「35歳まで」など応募者の年齢制限を設けている企業もあり、「転職するなら今のうちにしておかないと」とその年代の人は特に考えてしまうのです。

上記以外の理由でもあなたは「今の仕事で本当にいいのかな?」と漠然と思う時があるのではないでしょうか。

それはあなたが今の自分の姿を見つめ直し、現状を打破したいと思っている証拠でもあります。

対処法 : 転職活動を始めてみる

もし、今の現状を変えたいと思うのなら、転職活動を始めてみましょう。

結果として転職をしないとしても、視野を広げるという意味でも転職活動は有効です。

実際に転職活動をすることで、自分の置かれている状況が恵まれていると認識できるかもしれません。

実際の転職活動の流れに関しては「最も効率的な転職活動の流れとは?」で解説していますので、合わせてご覧ください。

実際に仕事を辞めたらどうなるのか?

実際に仕事を辞めた後のことを考えると不安だなぁ。

田中くん

仕事を辞めることによって生じるリスクについても考えてみましょう。

もし仕事を辞めたら具体的にどうなるのでしょうか。

もしあなたにとって仕事が苦痛な状態なら、現状から解放されて気持ちが安らぐことと思いますが、同時に仕事を失うことによりリスクも発生します。

「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、事前にリスクについて理解しておきましょう。

仕事を辞めることによって発生するリスクは主に以下の2点です。

退職で発生するリスク

1.金銭面のリスク

やはり最大の問題は金銭面です。当然ながら辞めたら無収入になってしまいますので・・・
退職も計画的にしないといけないよね…

田中くん

もし結婚退職して相手の扶養に入るならすぐに辞めてもあまり問題はありませんが、これまで通り1人で生活していく予定なら、次の仕事を見つけるまで無給の状態が続きます。

そのため、新しい仕事が見つかるまでは貯金を切り崩して生活していかなければならなくなります。

実家に住んでいるならまだしも、一人暮らしの場合はさらにカツカツの状態になるでしょう。

失業保険があるから大丈夫と思われるかもしれませんが、これにも受給期限がありますし、自己都合退職だと受給までに3ヶ月以上の期間を擁します。

そのため、安易に辞めると後々後悔することにもなりかねませんので、その「辞めたい」という気持ちが衝動的なものでないか、本当に自分は今どうしても辞めたいのか、一度冷静になって考えてみることが重要です。

2.精神的なリスク

仕事を辞めると、精神的に不安定になりやすくなるので注意しましょう。
周りがしっかり働いていると無言のプレッシャーだよね。

田中くん

仕事を辞めた直後は開放感から、自分の趣味などに好きなだけ時間を費やす方も多いです。

「1ヶ月くらいしてから転職活動すればいいか・・・」などと考えていると、だんだん面倒になりズルズルと転職活動が先延ばしになりがち。

実家暮らしで、生活するためのお金には苦労しない方がこのような状況になってしまう場合が多いですね。

また、このような状況が半年〜1年続くと、立派な「ニート」の完成です。

「みんなは社会で働いているのに、自分はなにをしているんだろう・・・」と、自分を追い込むことになり、結果としてうつになってしまったというケースも珍しくありません。

仕事を辞めたいと思った時に気をつける3つのポイント

リスクを考えても、現状の仕事だと続けていくのは厳しい。退職を前向きに考えるよ。

田中くん

ここからは退職前の注意点を3つ見ていきましょう。

1.在職中に転職活動時のアピールポイントを見つけておく

仕事を辞める前に忘れずに考えておきたいのが、転職活動時のアピールポイントについて。

転職する場合、応募先の企業はあなたの現職での実績や貢献度に注目しています。

それは、働いている今でないと作れないものでもあります。

実績は在職中にしか作れません。後のことを考えると、アピールできる実績を作ってから辞めるのが後々楽でしょう。

もしそのような転職活動を有利に運べそうな実績やスキルが少ないなら、一旦退職は保留し、それらを作っておくのも一つの手だと思います。

退職を考えている時こそ焦りは禁物、在職中の今しかできない前準備も多いのです。

2.退職する前に転職活動を始める

次に気をつけたいのが、在職しながら転職活動をするか、辞めてから転職活動をするかの選択です。

これはどっちがいいんだろう。在職中には転職活動をする時間無いかもだし…

田中くん

どちらも一長一短ですね。自分に合った方を選ぶのが1番です。

在職しながらだと焦らずに希望の仕事を探せる反面、面接の都合が合わせづらく、早期入社を求める会社から敬遠されやすいというデメリットもあります。

逆に、辞めてからの転職活動だと、応募や面接に多くの時間を使える反面、なかなか仕事が決まらないと経済的に苦しい状況になり、離職期間の長さが徐々にネックになっていきます。

どちらも一長一短ありますが、あなたの生活リズムにあった方を選んでいきましょう。

もし、悩んでいるなら在職中の転職活動をオススメします。

なぜなら、経済的に安定していることで妥協せずに希望の仕事を探せるメリットは大きく、同時に「退職したい」と感じていた根本の原因が、その在職期間中に解決する場合もあるからです。

例えば、上司との折り合いの悪さから辞めたいと思っていた場合、その人が異動や退職することで根本の原因は無くなります。

待遇の面でも、不満だった給与がアップされ、辞めなくても大丈夫な状況へ変わる場合もあります。

仕事と転職活動を並行して行う大変さはありますが、自分により多くの選択肢を残しておくためにも、在職中の転職活動は非常におすすめです。

もし、時間が無くて転職活動が進められないという場合は転職エージェントを利用することで、日程調整や交渉という面でとても楽になるので上手に活用しましょう。

時間がない人ほど転職エージェントを活用すべき理由とは?」では、転職エージェントを利用することでどのように転職活動の負担を減らせるのかを具体的に解説しています。合わせてご覧ください。
転職活動の時間がない人ほど転職エージェントを活用すべき4つの理由

3.円満退職になるように心がける

次に、退職する際に忘れてはいけないのが、円満退職になるよう心がけることです。

仕事を辞めることをはっきり決意したなら、必ず就業規則を守り、規定の期間内に直属の上司へ退職する旨を申し出ましょう。

余計なトラブルを起こさないためにも、下手に同僚や人事部などには話さず、上司にだけ申し出ることが重要です。

先に別の人に話してしまい、その人から上司に退職の件が伝わってしまうと、上司の面目を潰すことにもなりかねません。

辞めるアピールは社内でのあなとの立場を悪くする可能性もあります。
他の人のモチベーションを下げる原因にもなるから気をつけようね。

田中くん

また、「もう辞めるから後のことは自分には関係ない」とは思わずに、可能な限り会社に迷惑をかけないよう配慮して動くことが、気持ちよく退社するためのコツです。

残っている有休休暇の消化はもちろんあなたの大切な権利ですが、もし消化することで満足に引き継ぎができず辞める形になるのなら、それを使うのは止めておきましょう。

残された同僚たちの怒りを買ったまま辞めるのでは、彼らからの評判が悪くなるだけでなく、あなたの心にも影を落とします。

飲みの席などで会社の悪口などを言うのも良くないので注意したいですね。
業界は以外と狭かったりするもんね。

田中くん

人の繋がりとは複雑なもので、思わぬ所で前の職場の同僚と顔を合わせたり、取引先を通じてあなたの情報が伝わることもないとは限りません。

“壁に耳あり障子に目あり”の言葉どおり、飲みの席で近くの席に上司がいたなんてケースもあります。

退職時の行動が原因で、転職先での評価が下がってしまった…なんて恐ろしい事態にならないよう、円満退職を心掛け、最後の勤務日まで過ごしていきましょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • まずはなぜ仕事を辞めたいと思うのか分析してみる
  • 不満点はどうすれば解決するのか判断する
  • 退職後に起きるリスクを事前に把握しておく
  • 退職するなら計画を立てて円満退職を心がける

退職するのは勇気がいることですが、不満のある現状を打破したり、自分のスキルや会社への貢献度を見つめ直す良い機会でもあります。

また、辞めるまではとても労力を使いますが、無事に円満退職を迎えた際には、あなたは達成感を感じるとともに、一歩大きく成長していることでしょう。

これらを参考に、ぜひ悔いのないよう退職や転職を進めて頂ければ幸いです。

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