履歴書や職務経歴書など、転職に必要な書類はいくつかあります。
しかしながら、転職経験が浅いと用紙のサイズなどで躓く人も多いでしょう。
そこでこの記事では、履歴書や職務経歴書などのサイズについてのほか、同封する添え状の書き方についても併せて解説していきます。
#この記事を書いた人
みんなの転職アドバイザー
ねこくん
新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。
目次
【転職】履歴書のサイズはA4とB5どちらを使うべき？
履歴書にはB5(B4二つ折り)とA4(A3二つ折り)の2つのサイズが存在します。
従来の履歴書サイズはB5ですが、近年では各種書類のサイズを統一するためにA4サイズを採用する企業も増えてきました。
履歴書をA4サイズ・B5サイズにするメリット
企業側から指定が無い限りはどちらを選んでも問題ありませんが、それぞれに特徴があります。メリットを比較してみましょう。
- 大きいので情報を多く盛り込める
- コンパクトなので記入する量が少ない
B5サイズはA4に比べて特技・趣味・自己PRなどの記入欄が限られているため、長文を書くのが苦手な人にはおすすめです。
また、書く項目が少ない人もA4サイズだとスカスカに見えてしまうのでB5サイズの方が適していると言えるでしょう。
履歴書のサイズがA4の場合は2枚になっても問題ない？
A3印刷ができるプリンターはサイズも大きく、高価なので自宅には無いという人も多いでしょう。
その場合はA4サイズ2枚になっても構いませんが、採用担当者への配慮を忘れないようにしましょう。
採用担当者への配慮
- 最下部にページ番号を振る
- 2枚の用紙をクリップでまとめる
- 透明無地のクリアファイルに入れる
どんな提出書類にも言えることですが、書類の折れや濡れを防ぐためにも必ず透明無地のクリアファイルに入れるようにしましょう。(柄物はNG)
クリップは以下のような市販のゼムクリップで問題ありません。
自宅のプリンタで履歴書のA3印刷ができない場合の対処方法
A3印刷ができるコンビニ
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
コンビニでは安価に印刷ができますが、紙が普通紙になってしまうのが難点です。
履歴書と職務経歴書のサイズは統一すべき？
履歴書と職務経歴書のサイズは異なっても問題ありませんが、一般的に職務経歴書はA4サイズで作成されます。
もし、それぞれのサイズの違いが気になる場合は、履歴書のサイズをA4(A3二つ折り)にして両方のサイズを揃えるといいでしょう。
送付状(添え状)のサイズは他の書類に合わせる
企業に応募書類を送付する際、「送付状(添え状・カバーレター)」を同封するのがビジネスマナーです。
B5の書類のみの場合はB5で、A4の書類がある場合はA4で作成してサイズを合わせましょう。
ちなみに送付状は縦書きで作成し、応募書類の1番上に重ねて提出します。
応募の際は封筒のサイズにも要注意
応募する際には、応募書類をまとめて以下のような透明なクリアホルダーに入れます。(薄いと安っぽさを与えるので、厚みがあるものを選びましょう)
その後、封筒に入れて送付しますが、郵送に使う封筒は、A4サイズの履歴書が折らずに入る「角形2号（角2）」サイズの封筒を使いましょう。
封筒の書き方については以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
【まとめ】記述する量に応じてサイズは選ぼう
- 転職時の履歴書はB5とA4どちらでもOK
- 文字を詰め込みすぎたり余白ができすぎると見映えが悪いので、文章量に応じてサイズを選ぶ
- 履歴書と職務経歴書のサイズは揃えなくてもOK
- 添え状は応募書類のサイズに合わせる
履歴書のサイズによって選考に影響はしないので、文量にあったサイズを選ぶのがベストです。
小さいサイズにしたからといってマイナスに捉えられることはありませんし、履歴書はとにかく文量を多くすれば良いというものでもありません。
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