履歴書は手書きとパソコンどっちで作るべき?プロが有利な書き方を伝授!

履歴書を手書き、パソコンのどちらで書くべきか悩んでいませんか?

結論から言えば、どちらで作成しても良いのですが、業界や志望企業によって使い分ける必要があります。

このページでは、元キャリアアドバイザーの筆者が、履歴書を手書きとパソコンのどちらで作成するべきかと、作成時の注意点について解説します。

もし、履歴書の作成方法で悩んでいるならば、このページを最後まで読んでいただきたいです。

そうすれば、履歴書を手書きとパソコンどちらで作成すればいいか理解でき、応募企業に合った魅力的な履歴書を作成できるでしょう。

履歴書は手書きとパソコンどちらで作成してもOK

履歴書は手書きとパソコンどちらで作成すればいいのかな?

田中くん

履歴書は手書きとパソコンどちらで作成しても大丈夫です。

しかし、手書きとパソコン作成でそれぞれメリット・デメリットがあるため、うまく活用しましょう。

ここからは履歴書を手書き・パソコン作成するメリットとデメリットを解説していきます。

履歴書を手書きするメリット・デメリット

履歴書を手書きするメリットはどんなところにあるのかな?

田中くん

大きなメリットは好印象を与えられるところですね。

履歴書を手書きするメリットは以下の通りです。

  • 誠実で好印象を与えられる
  • 字が上手いと好印象を与えられる
  • 字がきれいではなくても、丁寧さや真摯さが伝わる

履歴書を手書きしたからといって書類選考に有利になる訳ではありませんが、少なくとも第一印象は良くなるでしょう。

なるほど、字が下手でも一生懸命書けば大丈夫そうだね。

田中くん

熱意は字にも表れると言いますからね。ですが、手書きにはデメリットもあります。

次に、履歴書を手書きするデメリットは以下の通りです。

  • とにかく時間がかかる
  • 書き損じた場合、一から書き直さないといけない
  • 1通作成するのに体力を使うため、量産が大変

履歴書を書き損じた場合、修正液や修正テープを使うことはできません。

最初から書き直さないといけないことは非常に大変な作業になります。

私も最後の一文で間違えてしまい、最初から・・・という経験が何度もありました。

また、1通作成するのに相当な集中力と時間を要するため、履歴書を量産することは難しいです。

そのため、多くの企業に応募を考えている人は手書きだと苦労するでしょう。

履歴書をパソコンで作成するメリット・デメリット

手書きするメリットはわかったけど、パソコンで作成するのにはどんなメリットがある?

田中くん

履歴書1通を作成するための労力が大幅に減るのが魅力ですね。

パソコンで履歴書を作成するメリットは以下の3点です。

  • 複製できるので履歴書作成時間が短縮できる
  • PCで文書を作成できることのアピール
  • 字が汚い人でも綺麗に履歴書を作れる

最大のメリットはやはり「時短になる」という点でしょう。

特に氏名・住所・経歴といった部分はどの企業に応募する場合でも共通で記載する事項なので、テンプレートを作ってコピーをすることで何度も使いまわしが可能です。

なるほど、多くの企業に応募する場合は良さそうだね。逆にデメリットはどうなのかな?

田中くん

パソコンで履歴書を作成するデメリットは以下の3点です。

  • 企業によっては手を抜いていると考える場合も
  • 文体で差別化出来ない
  • 冷たい印象を与える可能性

パソコンで履歴書を作成した場合、他の応募者と差別化しづらいというのが大きなデメリットです。

また、手書きの場合だと文体から人となりが分かったりするのですが、パソコンで作られた履歴書だと無機質で冷たい印象を与えてしまうでしょう。

とはいえ、近年では基本的にはどちらでも問題ないという企業が多いです。

応募先によって手書きとパソコン作成を使い分けるのがオススメ

どちらでも良いって言われると悩んじゃうなぁ

田中くん

応募先企業によって手書きとパソコンを使い分けるのが良いですね。

履歴書は手書きとPCどちらで作成しても良いですが、業界・業種によって好印象な履歴書というものがあります。

応募企業に合わせた魅力ある履歴書を作成するためにも、きちんとポイントをおさえましょう。

手書きの方が好ましい4つのケース

ここからは手書きの方が好ましいケースを見ていきます。

手書きの方が好ましいのは下記4つのケースです。

  1. 歴史のある老舗の企業や役所などの公庁関係
  2. 事務職や秘書など、字を書く職業の場合
  3. 面接官の年齢層が高い
  4. 家族経営の企業

1.歴史のある老舗の企業や役所などの公庁関係

特に日系企業で老舗、役所などは手書きが誠実であるという印象を受ける風潮があります。

そのため、履歴書は手書きのほうが好印象になる場合があります。

2.事務職や秘書など、字を書く職業の場合

事務職や秘書など、業務で字を書くことがある職種は手書きの履歴書が好まれます。

こういった職業の場合は字の丁寧さも含めて書類選考となっている場合もありますので、特に丁寧に記入しましょう。

3.採用担当・企業の年齢層が高い

年配の人ほど、履歴書は手書きで書くものという認識が強く残っている場合が多いです。

とはいえ、採用担当の年齢層までは応募前にわからないと思いますので、従業員の平均年齢が高い場合は手書きの方が無難でしょう。

もし、転職エージェントを利用しているのであれば、コンサルタントに採用担当者の情報を聞いておくと良いですね。

4.家族経営の企業・求人誌で求人を出している企業

これは私の経験上の話なのですが、大きくWebなどで求人を打ち出しておらず、ハローワークや地元の求人誌などで募集をしている企業は手書きの履歴書を好む傾向があります。

こういった企業の場合は、選考回数が少ないので、履歴書から応募者の人間性を判断したいという思いもあるのでしょう。

パソコン作成の方が好ましいケース

堅い職業の場合は手書きが好まれそうだね。

田中くん

逆にITなどの先進的な分野ではパソコン作成の方が好まれる傾向にあります。

具体的には以下のようなケースはパソコンで履歴書を作成するのが好ましいでしょう。

  1. 応募先がITベンチャー企業
  2. 応募先が外資系企業
  3. 提出方法がWEBやメールの場合

1.応募先がITベンチャー企業

応募先がITベンチャー企業の場合、手書きで書くと非効率だと思われてしまいます。

パソコンで作成したほうが作業効率も良く、書類としても読みやすいですからね。

そもそもわざわざ手書きで書く必要性がありませんので、ITベンチャー企業に応募する場合はパソコン作成の方が好印象を与えられるでしょう。

2.応募先が外資系企業

外資系企業の場合はパソコンで履歴書を作成するのがセオリーです。

外資系企業に応募する書類は「英文レジュメ」と呼ばれており、履歴書と職務経歴書が一緒になったようなフォーマットに記載します。

海外では履歴書を手書きする文化は無く、手書きだと不採用になるケースもありますので、外資系企業に応募する場合は必ずパソコンで作成するようにしましょう。

3.WEBエントリーやメールで履歴書で提出する場合

WEB上やメールで履歴層を提出する場合は、パソコンで作成したものを提出します。

手書きしたものをわざわざスキャンして送る人がいるのですが、採用担当としては、「望んだものと違う履歴書が来た」と思ってしまうでしょう。

そのため、WEB応募やメールで履歴書を提出する場合は必ずパソコンで作成したものを提出しましょう。

履歴書を手書きする際の注意点4つ

履歴書を手書きする場合ってどんな注意点がある?

田中くん

手書きの場合は注意点が多いのでしっかりと確認しましょう。
大前提
手書きした履歴書のコピーを送るのはマナー違反です。絶対に避けましょう。

履歴書を手書きで書く場合、注意点が4つあります。

JIS規格の履歴書フォーマットを使用する

履歴書の様式は「JIS規格履歴書」として定められたものが標準とされています。

履歴書のサイズはA4(A3二つ折り)もしくはB5(B4二つ折り)が一般的ですので、必ずサイズはどちらかにしましょう。

どのサイズにすればいいか迷ってしまう場合は、A4(A3二つ折り)でJIS規格のフォーマットを利用すると間違いありません。

2.必ず黒のボールペンで記入する

履歴書は応募先企業へ提出する正式な書類なので、消すことができる鉛筆やシャープペンシルはマナー違反です。

そのため、必ず黒のボールペンで記入しましょう。

ペン選びで意識したいのが、水性は避けるということ。

多くの転職本で推奨されている万年筆も水濡れなどには弱いため避けるのが無難でしょう。

じゃあ、どんなボールペンが良いのかな?

田中くん

ゲルインクのボールペンがおすすめです。

ゲルインクのボールペンは、発色が良く、文字が消えず、にじまないという特徴に加え、書き味も滑らかです。

太さは好みが分かれますが、細い線だと弱々しく見えてしまうので、0.7mmのものがオススメです。

薄いインクだと印象は良くありませんので、しっかりインクの出ているボールペンを選びましょう。

3.フリクションボールペンは使わない

便利ではありますが、消せるボールペンであるフリクションボールペンは使わないようにしましょう。

摩擦熱によって色が透明になるインクのため、書類選考のなかで文字が消えてしまう可能性があるためです。

せっかく書いた履歴書の文章が消えてしまいますから、印象が良くないのも当たり前ですよね。

体験談
重要な履歴書だからラミネートして保存しておこうという企業があったのですが、その際の熱で内容が消失してしまった…という珍しいケースもありました。

4.修正液や修正テープは使わない

間違ったら修正しちゃダメなの?

田中くん

前述しましたが、履歴書は正式文書です。書き直しがマナーですね。

履歴書で書き損じた場合、修正液や修正テープは使いません。

履歴書は正式文書のため、書き間違えたら再度書き直しが原則です。

間違えた箇所に二重線を引き訂正印を押印して修正する方法もありますが、これも避けたほうが無難です。

時間はかかりますが、一から書き直すことが必要になります。

履歴書をパソコンで作成する際の注意点3つ

履歴書をパソコンで作成する場合、注意点が3つあります。

1.PC作成でもJIS規格の履歴書フォーマットを使用する

前述しましたが、履歴書の様式は「JIS規格履歴書」として定められたものが標準です

しかし、インターネット上ではさまざまにアレンジされた履歴書フォーマットが配布されています。

どれを使うべきか悩んでしまうな・・・

田中くん

その場合はハローワークのフォーマットを使うのが安心ですね。

ハローワークのサイトでは、JIS規格の履歴書フォーマット(PDF,Excel形式)をダウンロードすることができます。

プリンターがある人は印刷して活用しましょう。

参考 履歴書・職務経歴書の書き方ハローワーク

2.文字サイズとフォントは履歴書内で揃える

履歴書は見やすさが大切なのでパソコンで作成する場合は文字フォントを統一して、文字サイズは揃えましょう。

ダウンロードフォーマットでは既にバランスの良い文字サイズが指定されている場合が多いですが、見やすいフォントサイズを覚えておくと便利でしょう。

推奨文字サイズとフォント
  • 通常の文字サイズ : 10.5pt,11pt
  • 見出し・強調部分の文字サイズ : 14pt~18pt
  • フォント : 明朝体(Word),MSPゴシック(Excel)

3.印刷の際にはサイズに気をつけよう

履歴書のサイズはA4(A3二つ折り)もしくはB5(B4二つ折り)が一般的ですので、印刷時はA3、またはB4にするようにしましょう。

でも、家のプリンタだとA3サイズまで対応していないよ。

田中くん

その場合はコンビニやkinko’sなどの大きなサイズを印刷できる場所を活用すると良いでしょう。

印刷の際に気をつけたいのはサイズだけではなく、紙の質です。

普通紙よりも上質紙やスーパーファイン紙の方が印象は良いので、なるべく普通紙は避けるようにしてください。

コンビニでは普通紙に印刷されてしまいますが、店舗によっては自分で紙を持ち込むことによって上質紙に印刷することが可能です。

事前に印刷の手段を考えておくと良いでしょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • 履歴書は手書きとパソコンどちらで作成してもOK
  • 老舗企業や官公庁は手書き推薦
  • 外資系・ITベンチャーはパソコン推薦

手書きで送付する場合も、必ずコピーを取って応募企業ごとにファイリングをしましょう。

1次面接で答えたことをメモしておき、履歴書と一緒に保管しておくことで、後で見返すことが可能になります。

読みやすくて丁寧なリ履歴書は採用担当からの印象も高いものです。

ぜひ納得のいく履歴書を作ってくださいね。

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